サクラ会員
「サクラ会員」悪質出会い系マッチングサイトの手口
ここでいう「サクラ会員」とは、出会い系マッチングサイト運営会社が雇っている、サクラのことを指します。悪質出会い系マッチングサイトではアルバイトの男をサクラ女性として雇うのが当たり前になっています。
サクラの目的は、利用者の有料ポイントを消費させ、次から次へとポイントを購入させ、お金をむしり取ることです。
サクラ会員のやり口
そのやり方は年々巧妙になってきてます。ポイント消費させる方法として、出会えることを釣りにする、お金をあげる（あなたの口座に振り込む）という、 病気や怪我ししていると同情を誘う、震災がらみで同情を誘うなど巧妙で、騙しやすい高齢者やネット経験の少ない初心者、真面目過ぎる人などが狙われる場合が多く、被害が増加しています。
サクラのアルバイト内情
サクラのアルバイト募集は同出会い系マッチングサイト運営会社が行い、フリーペーパーなどの求人誌で「PC入力作業」「メールオペレーター」などと表記され、けして出会い系マッチングサイトのサクラ募集などとは表記していません。業者の事業内容にはコミュニティサイト運営などと書かれているので見分けは直ぐにつくと思います。
そういった求人で集まった男が、マンションの一室で１０畳ぐらいの部屋に8人ぐらいで一つの机で黙々とサクラとしてメールを打ち続けています。
一人にはいくつかのサクラのキャラクターを持っていて、OL、看護師、主婦、女社長など演じてメールをしています。
また、当日の銀行振り込み終了時間15：00にせまるとサクラをまとめるチームリーダーが、「もっと会員から金をむしり取れ！」と毎日ハッパをかけられるという話もよく聞きます。
サクラ会員を雇う運営会社の収入
サクラが男性会員とメールの交換を繰り返すことによって、相手にポイントを消費させます。それが出会い系マッチングサイトの利用料として運営会社に収入となります。
運営会社はそもそも男女が出会えるように出会い系マッチングサイトを運営していません。
サクラ会員が大多数を占めると思われる出会い系マッチングサイトは直ぐに利用を停止したほうが良いでしょう。
